人は、争いのために
特異なチカラを持つ人間を創りだした
世界を滅ぼしかねない、自然の原理を無視したチカラを
滅んでいこうとする世界に
気づき、チカラを持つ者たちを消そうとしたのも
また、人

その古き歴史を知る人は少なくとも
チカラを持つ者たちはいまだ存在し続けている
行き場を失くした彼らを受け入れる場所
それが、虹学園





「…よっと」

バチッ

「…あんた、何者だ?」

いつものように、木の上で昼寝をしていただけ、なのに

いつも、の日々が

「職員室の場所、知ってるか」

―そうたずねたのは、和泉月

「俺の質問に答えろ」

「…ここの生徒のくせに、職員室がどこにあるかもわからねぇのかよ」

「あ゛ぁ?知ってんに決まってんだろ!…しょうがねえな、ついてこい」

壊れていく

「まだ力を制御しきれてないネ」

「…近づいてきてるな」

「黙ってないで、話して…?」

「気をつけろ!あいつは…!」

「久し振りですね」

「…また会うことになるとは、ね」


出会った七つの色、巡り合った心